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モノラルのススメ(2)

左右のスピーカーのきっかり中央に座って聴けば、ステレオは確かに音楽を立体的に聴かせる素晴らしいアイディアだ。
だが、自分自身が動きながら聴いたり、左右どちらかに偏った位置で聴いた場合、実にいびつな音の像を作り上げてしまうことに気づかされる。
これは生のオーケストラをホールの左右極端な位置で聴くのとはまったく違う。
生の場合、音の出所は実際に楽器一つひとつであり、どこで聴いても(指揮者の意図とは異なってしまうが)それなりに十分な立体感が得られる。
だが、ステレオは録音時に2系統に絞ってしまっているので、どうしても再現性に大きな影響が出てしまう。
さて、モノラル(モノーラル)である。
もとより、マイク1本で記録したものであるため、立体感を期待してはいけない。
だが、逆に、どの位置で聴いても聞こえ方にいびつさがなく、同じように聞こえるという利点が浮上してくるのがわかる。
とくにスピーカーも一つだけにして聴いた場合、それを一つの楽器に見立てれば、まるで目の前で演奏しているかのような臨場感がかえって得られたりする。

こういった利点はもう少し生かされてもいいように思う。
たとえば、喫茶店やレストランなどでBGM(これ自体は私は大キライなのではあるが)をかけるとき、普通は天井などにスピーカーが埋め込まれているが、普通にステレオのスピーカーを2つ、部屋いっぱいの距離をとって配置されているのをよく見る。
これでバランスのいい音楽が聞こえてくる場所といえば、非常に限られた席になる。(もっとも、ちゃんと聴きたい場面ではないし、低音はすぐ拡散してしまうのでベース抜きの間の抜けたサウンドにそもそもなってしまっているが。)
こういうときにモノラルにして流すのは大変有効な方法であると言える。
他にも考えられる。
ヘッドホン・ステレオを耳に街を歩く場合(べつにそんなことしなくてもいいけど…)、どうしても周囲の騒音に紛れてあまり音楽がよく聞こえない。(当たり前である。)
騒音は自分の全周から、言わばステレオで聞こえてくるわけだから、ここでヘッドホン・ステレオをモノラルにしておけば、音楽だけがはっきりと中央から聞こえてくるため、騒音と音楽とを聞き分けるのがずっと楽になる。
これはカーステレオにも当てはまるように思う。
この場合、車のどの席からでも同じように聞こえるという利点も加わるだろう。

というわけで、実は私は結構モノラルを活用している。
中途半端に古い録音などでは、録音や演奏のアラが目立ちにくくなる、という効果もある。(夜目遠目みたいな。)
もし、モノラルへの切り替えメニューがついているオーディオ機器をお持ちの方は、ぜひ試してみてほしいと思う。
おっと、単純にレトロな懐かしさ、という効果も忘れずに付け加えておかねば。

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タグ: オーディオ モノラル ステレオ 録音 レコード

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プロフィール

ヨハン・ミズヴィッチ

Author:ヨハン・ミズヴィッチ
33歳にしてクラリネットを始める。
楽器仲間のあらゆる編成に合わせて編曲してしまうのが趣味。
巷にあふれるBGMが大の苦手で、もっと生演奏が街中で聞かれないかと願っている。
その反面、iPod nanoのヘビーユーザーでもある。
最近は4コマ漫画執筆に熱中。

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